あけまして…
2012年はじめてはてダに書くよ!
なんで書き始めたか、つーと自分の昔に書いたここの記事がTumblrで切り取られて現れてびっくりしたからだよ! 毎年年末年始には、ここで毎日なんか駄文でも書きたいよな〜と思うものの、結局3日坊主という状態になるので…。ま、ここは開店休業中てなかんじですが一応自分の居場所の気もしていたり。わけわからんけど、そんな気分であります。
とか書きつつ、最近のサービスではNAVERまとめがスゲーよなと。お小遣い稼ぎするなら主戦場はNAVERまとめでいいだろうと思いました。アフィーブログならライブドアだけんど、アフィーブログやるより、NAVERまとめは楽だしまだライバル少ないのでやるなら今! 俺? 3日坊主で終わるよw きっと。
据え置きゲーム機の起動画面集
なんだか脳内でセガサターンの起動画面が自動再生されたので、据え置きゲーム機の起動画面動画をあつめてみた。一番好きなのは初代Xboxかなぁ。次はゲームキューブで、その次はマスターシステム。ソフト刺さずにヘッドフォンつけてうっとりとしていたリアル厨房の俺を未だに思い出すわ。
ディスクシステム
エラー音の「ブーブーブー」ってのが印象に残っているぐらいよくエラー画面見たなぁ。
セガマスターシステム
FM音源搭載スゴイでしょ! と購入後ソフトを刺さずにまずこの画面でスペハリBGMにときめいた当時のセガ人。
メガCD
とにかく回転機能。メガCD2もそんなイメージ。
NEO GEO
音が好きなんだよね〜。それ以外はネオジオに思い入れが少ない自分としては特に…。
NEO GEO CD
ネオジオCD…ゴメンナサイ記憶にない。。。
3DO
今のゲームキッズにパナソニックが据え置きゲーム機を出していた。とか言ってもSMAPが6人だったというぐらい信じられない事実だと思う。
セガサターン
サターンまでの起動画面はオシャレ要素がゼロで大好き!
プレイステーション
とにかく怖いよソニーさん。バイオハザードとの組み合わせは怖さ倍増。
NINTENDO64 DD
DD欲しかったんだよなぁ。と今回の動画探しの旅で見つけたので貼っておく。
ドリームキャスト
TVCMであった子どもの声のアイキャッチの方が好きだった。
PS2
プレステの起動画面はシリーズ通してスカしていて、暗いね。
ゲームキューブ
この起動画面も遊びがあって好き! こんなトリビアもあったり。
Xbox
最高! 童貞魂揺さぶる男の子のマシーン! ゲーム機といえばこのテイストですよコレ!
Xbox 360
旧バージョンの方が好きなのでコレで。
PS3
相変わらずスカしてんなぁ〜。
Wii
警告とかもうね、つまらんですよ。脱ゲーム宣言された感。
ドリームキャスト撤退頃までのセガとバーチャを語るなら読んでおきたい10冊
ファミ通の5/12・19合併号がセガ特集だったので、久々にファミ通を購入して特集を読む。震災で紙質が悪くなっているファミ通だが、セガ特集のところは震災前品質で大・丈・夫♪ 55ページに渡り、家庭用ハードのあゆみ、大型筐体、ソニック、バーチャ、龍が如くなどの名作シリーズ、在籍中のクリエイターや、90年代黄金期のセガを代表するクリエイター・鈴木 裕、名物広報・竹崎 忠のインタビューなどを盛り込んだ特集となっていた。
オッサンの懐古主義に聞こえるかもしれないが、私はドリキャス撤退前のセガとその後のセガは何か違うと感じる。ファミ通の特集でも現在のクリエイターにインタビューをしているのだが、「セガの足りないところ」という設問に対して「尖りかたが足りない」「セガが新しいことをやっている、というインパクトが欲しい」など、ドリキャス撤退までセガファンが共有していた、セガの姿を追い求めているコメントを発しているところからも、それがうかがえる。
と、前置きが長くなったがファミ通のセガ特集記事を見て、私の中にあるセガ熱が無駄に熱くなってきたので、部屋の本棚をひっくり返して、あの頃のセガとバーチャファイターを語るなら読んでおきたい10冊を発行順に紹介することにしよう。
バーチャファイターマニアックス
A4判オールカラーで223ページにギッシリと詰まった初代バーチャファイターのデータ、攻略法はもちろん、開発風景、設定、ブームの舞台となった新宿西口のゲーセンやクラブイベント、インターネット前夜のパソコン通信などの光景が掲載されている。バーチャファイターマニアックス
作者: 渋谷洋一
出版社: アスペクト
発売日: 1994/08
トウキョウヘッド 19931995
バーチャファイターブームで当時一気にスタープレイヤーとなった、新宿ジャッキー、池袋サラ、ブンブン丸、柏ジェフリーのドキュメント。大塚ギチの文体が当時のゲームセンターを取り巻く空気を感じられる1冊。リアルタイムこれを読んだ中二脳の持ち主は即ゲーセンでバーチャにどっぷり行きそうな中毒性あり。リンクは加筆されたリマスター版。東京ヘッド
作者: 大塚ギチ
出版社: 美術出版社
発売日: 2000/04
バーチャファイターリラックス
バーチャファイター2がサターンでリリースされ、アーケード→家庭用→アーケードとバーチャ人口が増えていく正のスパイラルが起きてサターンが輝いていた時代のバーチャ本。バーチャ初心者の主人公N君が斜め上に向かいつつもバーチャファイター2の全国大会で優勝するサクセスストーリーを軸に、攻略やゲーセンでのマナーなどを面白おかしく綴った、バーチャファイターマニアックスへのカウンター的な1冊。バーチャファイターリラックス
作者: ファミ通編集部
出版社/メーカー: アスキー
発売日: 1996/08
"Saturn's wake."The MEGA Dictionary BRAVO!
ゲームメーカーの辞典といえば、「新明解ナム語辞典」を思い浮かべると思うが、本書はそのメガドラ・サターン版とも言える内容というか、ネットで言うところのアンサイクロペディア的な、ひん曲がったセガ・メガドラ・サターン愛にあふれた1冊。総項目1700を超える本書は、当時のセガファンのバイブルとして普及していたかどうかは定かではない。作者: 平野まさのり・新田陸士長
発行者: 銀河帝国書院
発売日: 1998/05
鈴木裕ゲームワークス VOL.1
ドリームキャストで遊べる鈴木 裕作のゲーム「ハングオン」「スペースハリアー」「アウトラン」「アフターバーナー」「パワードリフト」5本のディスクが収録された、鈴木裕ファンの俺得な1冊。内容は老人にも優しい文字の大きさとゆったりした字組の本文と、鈴木裕のグラビア、開発資料の図面などビジュアルを楽しめる。5,800円(税別)での販売であったが、私は秋葉原で1,000円程度で投げ売りしていた時に保護。VOL1とあるが、続巻は出なかった模様。鈴木裕ゲームワークス VOL.1
作者: 鈴木裕
出版社/メーカー: アスペクト
発売日: 2001/12/25
セガ・コンシューマー・ヒストリー
セガ・アーケード・ヒストリー
2002年にエンターブレインより発行された、セガに関するビデオゲームのすべてが詰まった2冊。オールカラーでゲームソフトのタイトル画面、ゲーム内容、データはもちろん、ハードの詳細や周辺機器まで紹介。資料性が非常に高く、セガマニアを称するならマストなデータ本。コンシューマーの方では、私も資料提供などで多少関わり合いがあり個人的にも思い入れのある1冊。セガ・コンシューマー・ヒストリー (ファミ通Books)
作者: ファミ通DC編集部
出版社/メーカー: エンターブレイン
発売日: 2002/02
セガ・アーケード・ヒストリー (ファミ通Books)
作者: ファミ通DC編集部
出版社/メーカー: エンターブレイン
発売日: 2002/02
ドリームキャストは世界いちいいい!
ソフトバンクパブリッシングのドリームキャスト情報誌「ドリマガ」に掲載されていた読者レースの評価順に2001年8月までに発売されたドリームキャスト用ソフト約380本と周辺機器を掲載した1冊。良い点だけでなく、ゲームの悪い点もレビューされている所がファン視点でありつつ、公平な評価を心がけている良心。ドリームキャストは世界いちいいい!―ドリームキャストソフト&周辺機器完全カタログ (ドリマガBOOKS)
作者: ドリマガ編集部,エンタテインメント書籍編集部
出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
発売日: 2001/09
バーチャファイター10年の軌跡
バーチャファイターの10周年を記念して発行されたDVDムック。バーチャファイター2での伝説の1戦、第3回アテナ杯の大門ラウ対ブンブン丸が本人たちの回顧録込みで収録されている。冊子の内容は薄いが、ドキュメンタリーのDVDとVF4を初代VFにアレンジした、10周年記念PS2ソフト「Virtua Fighter 10th Anniversary」が収録されて3,300円と価格もお得感あり。バーチャファイター10年の軌跡 (エンターブレインムック)
出版社/メーカー: エンターブレイン
発売日: 2003/11/28
Beep復刻版
一般的にはセガ寄りな情報誌。というイメージが強い「Beep」だが、ファミコンの情報誌が乱立するまでは、ゲームファンには貴重な総合誌(PC、アーケード、コンシューマ)として当時のゲームキッズに愛読されていた雑誌だ。とはいえ、当時のセガ情報は当然Beepが一番濃く力を入れて掲載しているので、その時のセガを知る貴重な資料として、セガファンならチェックしておきたい。Beep(ビープ) 復刻版―特別付録 音楽CD2枚組 (Softbank mook)
出版社/ ソフトバンククリエイティブ
発売日/ 2004/3/31
メガドライブ大全
太田出版のゲーム系サブカル誌「CONTINUE」の特集記事をムック化。内容については良くも悪くも太田出版サブカルテイスト。2004年に3世代前のハードであるメガドライブのムックを商業ベースで出版した心意気と、巻末の中裕二ロングインタビューにセガ好きとしては押さえておきたい1冊。メガドライブ大全
作者: 「コンティニュー」編集部
出版社: 太田出版 (2004/9/25)
発売日: 2004/9/25
さいごに
以上、10冊を紹介したもののすべて絶版だと思うので、気になった人はAmazonのマーケットプレイスやヤフオク、ご近所のブックオフにて入手にチャレンジ!90年代のセガは本当に輝いていたなぁ。ここ数年でセガでときめいたのは、初音ミクのライブで透過スクリーンぐらいだ。セガのロゴを見ただけで気分が昂揚する、そんな凄いヤツをまた見せてもらいたいし、セガならきっとまたやってくれると思いたい。そんなことを妄想させてくれたファミ通のセガ特集だった。
今なんで自分にとってFacebookが面白くないのかが良くわかった件
映画ソーシャル・ネットワークを見てきた
まず、映画館内に入ると小規模なスクリーンとはいえ私ひとりなのに驚く。開始10分前に入ったので始まる頃にはもう少し人が来るだろうと思っていたら、館内の電気が落ちて、予告映像が流れ始めても私ひとり。ソーシャルネットワークの映画なのにひとりぼっちって…。と思っていたら本編が始まる前に女性の二人組が入館。ひとりぼっちじゃなくなったが、3人ってねぇ。地方は死にゆくのみなのか?
と、それはさておき映画の話。
Facebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグを主人公に、Facebookの誕生からユーザー100万人突破までに起こった彼の行動と周辺人間関係の変化を描いくストーリー。
映画の情報は公式サイトでも見てもらうとして、私はこの映画を見て「なんでFacebookって流行ったんだろうか?」という謎が少し解けて頭の中がスッキリした。
ネットにあるソーシャルメディアで何が重要かと私が常々思っているかというと、
・自分に有益な情報を発信してくれる相手がいるかどうか?
・実生活にフィードバックできるか?
この点につきる。
その有益な情報の中でさらに情報の順位付けをし、私にとって有益な情報が得られ、さらに実生活にフィードバックできるソーシャルメディアが私にとって良いソーシャルメディアだ。
じゃ、なんでFacebookが流行ったのか?
映画の中でも描かれていたが、Facebookはまず米ハーバード大の学生を対象に作られたSNSだった。ハーバード大に元々あったクラブの概念をネット上に展開したのが成功の秘訣だった訳で。エリート校である、ハーバード大に通う学生がステイタスとして入会が許されるクラブの友人がFacebookを利用する。その人脈にぶら下がりたい同大の学生がぶら下がる。そしてFacebookの拡大路線を考える運営側は、ハーバード大周辺の大学を巻き込む。後から入ってくる学生は自分たちよりいい大学に通う学生とのパイプとして、Facebookを使い出す。
大学生にとっては、Facebookから入ってくる情報や、人脈はとても有益な物だっただろう。それこそ生活に欠かせないツールになるぐらい。
そうやって、全米の学生ネットワークを握り、ナップスターのショーン・パーカーという胡散臭いながらも巨万の資金を引き入れるブレーンともめぐり合い成長していったと。
私とFacebookの距離感
私になぜFacebookが今のところ必要ないかと言うと、Facebookに少ないんですよ、私の有益になる情報が。帰国子女でもなく、海外に友人や取引先が特にいるわけでもない私にとって、Facebookの利点があるとすれば、新たな出会いの場としてぐらいだが、面識のない人といきなり交流できそうな空気を感じないFacebookにまだ敷居の高さを感じている。日本でエリート大学派閥の始めたSNSというと、GREEを思い出すがすっかりソーシャルゲームプラットフォームになってしまったんだよね。今からでも当初のFacebookみたいな大学生がこぞって使うようなソーシャルサービスがあれば…ってそれって日本じゃmixiじゃねーの?
日本のSNSは結局mixiでおk?
なーんだ結局日本じゃmixiでいいんじゃん。というか、mixiより便利で自分の生活に役にたたないと、Facebookであろうが他のソーシャルメディアを積極的に使おうと思う人は少ないと思う。そりゃ、Facebookでの情報がその人の生活に最適であるという場合も多々あるとは思うが、みんながみんな世界のwebトレンドを気にしてサービスを使っているわけじゃないしね。え、映画の感想?
キャストの演技も完璧で、ネットサービスで成功したようにスピード感をすごく感じる話の流れ、音楽、とても見やすい映画だった。でもナップスター騒動ぐらいからのワールドワイドでのインターネットの流行ぐらい大まかに分かっていないと、意味がわからないところがあるかもしれれないってトコ。ま、こんなネットの辺境のエントリーを呼んでいるあなたは見るべき映画で間違いない。ファミコン時代の開発会社「マイクロニクス」の謎
ファミコン時代にあったトンデモ移植の開発会社!?
『マイクロニクス 移植』とググってみるとニコニコ大百科の単語記事がヒットする。そこでは、開口一番マイクロニクスとは、主にファミコン時代の糞移植を得意とする下請け会社であった。
とダメな開発会社として記述されている。
もう少しGoogle検索を続けてみると、クソゲーまとめ @ ウィキにて、社名変更後?の株式会社カオスの項で以下のように解説されていた。
旧社名「マイクロニクス」。主にマイクロニクス時代に「ファミコン最強の糞外注」として近年知名度が上がっている会社。
上がり始めたいきさつはここの情報を元に作成された動画がニコニコ動画に転載されたためと思われる。
元ネタは海外のゲーム開発会社についてのまとめサイトのようだが、それらでは特にひどい移植をする開発会社。という説明ではない様な気が。
いつから糞外注扱いされるようになったのか?
日本に「マイクロニクス」の話題が逆輸入の様なかたちで上陸したのは、2007年の4月頃。2chのゲームサロン「デベロッパー、開発部署、開発者スレッド7」の118あたりから。118:ゲーム好き名無しさん:2007/04/02(月) 04:17:00 id:f5rxnIEr0
>>94
それ魔界村スレに書いたの俺だw
まあサイト貼っとくよ
http://vgrebirth.org/games/search.asp?developers=1826
http://en.wikipedia.org/wiki/Micronics
http://www.youtube.com/watch?v=Os_WDTojtLA
ここでも、ネタ元は海外の情報サイト。インターネットでの情報収集でよくある2000年の壁にあっさりぶつかり、80年代のどーでもいい情報で、信用度の高い情報をなかなかキャッチできない。
で、開発に携わったゲームって?
マイクロニクスが開発したとされるファミコンのソフトは以下のとおり。1942
神宮館’89電脳九星占い
アテナ
エレベーターアクション
エグゼドエグゼス
ゲイモス
怒
怒II
ジャンボウ
かぐや姫伝説
快傑ヤンチャ丸
究極タイガー
魔界村
ミラクルループ
もっともあぶない刑事
忍者くん阿修羅ノ章
おにゃんこタウン
新里見八犬伝
ソンソン
スーパーピットフォール
タイガーヘリ
ゾイド中央大陸の戦い
など…
こう見てみると、確かに残念な移植もなきにしもあらずだが、リストにある、カプコンモノの移植で当時プレイして「これはつかまされた〜!」と半泣きになりながらもそんなに頻繁にゲームソフトは買えないので、延々とプレイした、エグゼドエグゼスぐらい。
後はたしかに画面がちらついたり、処理が遅くなったりするところはあるが、ソンソンなんかは「ゲーセンそのままだ!」と感動したし、魔界村も「何、このしょぼいキャラグラ…。」と一瞬ガッカリするものの、プレイしてみるとそれは魔界村以外の何者でもなく、アーケード版をクリアした俺にまかせろ! と意気込むも、1面のレッドアリーマにフルボッコにされるなど、ハードコアな難易度でゲーマー魂に火をつけられ、ステージ構成も、当時のアーケード→ファミコン移植にありがちな、大幅な省略、変更も少なく楽しく遊べた1本。
とまぁ、話しだしたら当時の思い出でひと晩じゃ収まらない勢いのタイトルたちだけに、『糞外注』という言われ方になんだか納得ができない。
求む、マイクロニクス情報!
で、結局マイクロニクスってどうよ? ってことで、上記のネット情報以外にマイクロニクスの情報をお持ちの方、マイクロニクス関係者の方、というか俺がマイクロニクス! という方がいらしたら、ぜひコメントや当方へコンタクトをお願いしたい。まだまだ自分の知らないゲームの歴史があるなぁ〜と思った今日のキーワード『マイクロニクス』であった。
気になるワード
その日に気になったワードについて、まとめていこうと。
それをここでやると。
お題目が変わったから他にブログでも立ち上げようかなと思ったものの、面倒なのでここでやることに。
グルーポン系サービスについてまとめてみた。
年末年始はグルーポンおせちの話題でもちきりだったので、頭の中を整理するためにグルーポン系サービスについてまとめてみた。
グルーポン系サービスって何?
仕組み
割引クーポンを専用のサイトにて期間限定で販売し、販売数が店舗側が設定する最低販売数に達するとそのクーポンが提供されるが、到達しないとクーポンは提供されない。クーポン掲載サイトの特徴
クーポン購入者の心理と行動
お得なクーポンを見つけ購入する。この時点でクーポンの販売数が最低販売数に達していない場合は、クーポンが成立してもらいたいので、積極的に購入したクーポンについて宣伝を行い出す。この宣伝する媒体が主にTwitterなどのソーシャルメディアで行われる。非購入者が、購入者の宣伝を見かけるときは、ソーシャルメディアでフィルタリングされた情報となり、クチコミ効果は大きくなる。ソーシャルメディア経由でクーポン掲載サイトにたどり着くと、販売の残り時間やクーポンの残り枚数が表示されており、衝動買いを促される。
各利権者のメリット・デメリット
グルーポン系運営会社
メリット
- 在庫を持たない商売なので、営業力だけで業界に参入できる。
- 会員登録で個人情報を収集できる。
デメリット
クーポン掲載店
メリット
- クーポン掲載サイトの知名度を利用した集客効果。
- クーポンの設定により普段空いている時間帯や曜日を埋めることができる。
- クーポン成立の最低枚数を設定できるので、クーポン経由の売上計算がたつ。
- 普通の広告と違い、必ず来店に繋がる広告である。
- 使われず失効されるクーポンも売上となる。
デメリット
- 高い手数料(グルーポン系の手数料は掲載金額の50%が相場)。
- 安売りをするお店という店舗イメージの低下。
クーポン購入者
メリット
- 格安でサービスの提供を受けられる。
デメリット
- 決済が先。
- 実際のサービスがクーポン掲載サイトに掲載されたものと同じなのか店でサービスを受けるまで内容が不透明。
- サービス提供時に格安でサービスを受けているのでサービス内容に不満があってもクレームをつけづらい心理状態になる。
グルーポン系正のスパイラル
消費者
- クーポン掲載サイトでクーポンを購入したあと、ソーシャルメディアでクーポンの宣伝を行う。
- 今まで利用したことのない店を、格安でサービスを受けられ、店のリピーターとなる。
クーポン掲載店
- 店の稼働率が上がり、来店者数が増え、リピーターも増える。
クーポンサイト運営会社
- クーポン掲載店が増え売上が上がる。
グルーポン系負のスパイラル
消費者
- 格安サービスを受けるが、サービス内容に納得出来ず、二度とその店に来店しない。
- ソーシャルメディア等でネガティブなレビューを掲載する。
クーポン掲載店
- クーポンでしか客を呼べなくなる。
- クーポンで来店する客で利益をあげようとサービスの質を落とす。
クーポンサイト運営会社
- 掲載店舗を確保するために、値段に見合っていないサービスを提供する店舗を掲載する。
- 割引率にこだわり、違法な二重価格を掲載店に提案、クーポン化する。
まとめてみての雑感
グルーポン系サービスは、急成長してきているので、負のスパイラルで触れたような事柄が実際に実際に行われているのでは? という疑念を自分は感じている。それが表面化したのがバードカフェおせち事件だったのかと。このようなフラッシュマーケティングで、クーポン掲載店(飲食店の場合)はクーポン販売で儲けるのではなく、リピーターを狙うのが本質であり、それを行うには、この記事「グルーポンおせち事件を反面教師として「クーポン提供者」の姿勢を学ぶ」にあるようにハードルはかなり高い。
この手の商売で儲けられるのは、共同購入クーポンのシステムを販売しているところと、エリア内にライバルが乱立するまで、高い手数料を店舗側から取れるクーポンサイト運営会社ぐらいだと思った。
諸行無常。