ま、こんなもんでしょ blog

世の中とプロレスごっこがしたい50代

 正月休みにやったこと



年末に図書館で借りた
連合赤軍あさま山荘」事件』佐々淳行 文藝春秋
あさま山荘1972(上)(下)』坂口弘 彩流社
『続 あさま山荘坂口弘 彩流社
を読了。


■やる夫はあさま山荘を攻略するようです
http://ansokuwww.blog50.fc2.com/blog-entry-439.html
↑これを読んで、犯人側からのあさま山荘事件を知りたくなったので。
あと犯人はどいういう思想を持ってこういう事件を引き起こしたのか?
というのも知りたかったし。


連合赤軍あさま山荘事件、山岳ベース事件は
坂口氏の著書を読めば
どういう思想であの事件が起きたのか大体把握できた。
山岳ベース事件で12人もの同士を殺害してしまった件で
主犯となる森氏の著書『銃撃戦と粛清』も読んでみたいと思った。


もうひとりの主犯格、永田氏の著書『十六の墓標』も参考程度に
読んでみたいと思うが、彼女の場合自分自身の思想より
その場その場での権力者の思想にあわせるところがあったり
ヒロイズム的な自分語りをやる感じなので
あくまでも参考にしかならんなーという感じ。
(本のタイトルからしても、そんな感じを受ける)


これだけの事件を引き起こして、
活動家としての自分の考えがムジュンしていた事実に突き当たり、
自ら命を絶った、森氏は卑怯だよなと思った。
そりゃー想像を絶する葛藤などなどあったとは思うけど。
裁判でこの自殺を遅かったけど潔いとか言っていたのは
すげー的外れで、そんな人が裁判長てのはいかがなものかと思ったり。


罪を犯した人間は、その事について洗いざらい話して
それこそ総括する必要があるよなーと強く思った。
ひどいことをやったから、死刑にしてすぐ刑を執行する
ってのは、問題があるよなやっぱ。


ちょっと前に、マンガの『モリのアサガオ』を読んで
刑務官や死刑囚に対して考えることがあったので、
なおさら、死刑は必要だよなーと正月早々思ったのであった。


あーあとオウムの事件とも似てるなぁ〜と思った。
閉鎖空間と思想の統一
現在の権力者は全て悪。
みたいなとことか。