ま、こんなもんでしょ blog

世の中とプロレスごっこがしたい50代

祝・日本一!

ホント、日本一取れるなんて今年のシーズンが始まる前には全く想像できなかった。
松坂をメジャーに送り出し、屈辱のBクラス。
それから1年。
主砲とチームリーダーをトレードとFAで放出。
監督はナベQ…地味だし。
開幕前の話題はデーブ打撃コーチぐらい。


しかもそのデーブ起用については、西武ファン内でもブーイング。
俺も、西武から巨人に放出されたときに、ライオンズブルーのアンダーシャツの袖を切って
巨人に早くとけ込みたいと意気込む姿、引退後は「元巨人」の金看板で
仕事をする様、的外れなコメントなどなどで、良い印象は持っていなかった。


しかし、デーブの良い部分。熱血漢であったり、1軍半の選手であった現役時代の
経験を生かし、まさに1軍半だらけのライオンズナインのハートを掴んだり、
アーリーワークの導入で、攻撃力をUPさせたりとデーブ効果がでまくり。


シーズン中は圧倒的な打撃力で、首位に立ってからはその座を明け渡すことなく優勝。
ポストシーズンには、CSの初登板こそ緊張の色がみられたものの、
その後は涌井がエース格の活躍で日本シリーズへ。


そこでもこの若いチームでは厳しいと思っていた俺。
短期決戦では結局ピッチャーだと思っているので、
普段通りに考えると、試合を作れる先発というのが
涌井、石井一、岸の3枚しかなく、しかも中継ぎ以下が不安定。
これであの巨人相手に4つ勝つのは至難の業だと思っていた。


なので戦前の予想は4−2で巨人だった訳。
しかし、第6戦のナベQの秘策「俺たちには明日はない」継投で岸がまさかの
中2日ロングリリーフ! 神様、仏様、岸様状態!!


で、今日の7戦。
もうこうなったら投手総力戦。ひとり3イニングぐらいもてばよい。
てな、オールスター的采配。
オツが行けるところまでって感じだったんだろうが、出来が悪かった…。
でもなんとか、2回を2点で降板。


ナベQはピッチャーに打順が回ってきたら迷わず代打で
パ・リーグ的野球を続ける。
石井一、涌井で守りからリズムを作る。
そして、デットボールという相手のミスから足を絡めて同点。
巨人でパーフェクトな中継ぎを行っていた越智から
平尾が執念の逆転タイムリー!


あとは、グラマンが締めて日本一となりましたとさ。
いやーもうホント、最高だった。
久しぶりに熱くなった日本シリーズ
G-L決戦ってのはやっぱり俺らの世代にとっては特別だなと感じたね。
2002年の時は、もうG-Lといっても…と思ったモノだけどね。


いや、ホント、ライオンズナインの皆様優勝おめでとうございます!


※以下シリーズ前までの今日の日記

年賀状の発売日がなんで前倒しされたんだろ?


日本シリーズも大詰め。
まさか岸がロングリリーフで6戦に出るとは思わなかった。
その想像力がなかったから、戦前は4−2で巨人。
と言っていた俺なんだけど、7戦まできたらもうわからんね。
西武は若いチームだから、気持ちの乗り方が半端じゃないとおもうし
チームの戦力としては巨人の方が上回っているし
なにせ、今日の第7戦は必見ですな!