ま、こんなもんでしょ blog

世の中とプロレスごっこがしたい50代

引退試合

きのうはKKコンビのデカイほう
清原和博選手の引退試合だった。
ネットで中継されていたので、引退式まで全部見る。
パリーグは時代に合わせてがんばってるなー
(ま、それだけ必死にならざるをえないトコがある訳だが)


自分らの世代にとって
KKつーのはONに匹敵するぐらいの
スーパースターだったんだけど
プロ入りのときからダーティなイメージを背負った桑田。
やんちゃなままの清原
ってな感じで、誰からも愛される長嶋、人格者の王
みたくにはなんなかったのが残念。
まぁ、時代が時代なんだよね。


ONの時代は高度成長期で、何から何までプライベートまで
取材されて報道されるみたいなことはなかったし。
清原の場合は番長キャラというコワモテ色を出したのが
そうならなかったトコなんだろうけど。


で、昨日の清原。
太めの身体を見て、もう動けないんだろうなーと
思いつつも、全打席フルスイングで
最後までファンを楽しませてくれた。


結局最後まで打率3冠部門(打率・本塁打・打点)の
タイトルはひとつもとれない無冠の帝王で終わったのは
残念だったが、生涯成績では立派な記録に残る選手だった。
ここ10年怪我に泣かされなかったら、あと100本は上乗せ
できただろうから、歴代3傑には入れたのになーと
たらればで思ってしまったり。


なにはともあれ、時代の流れを感じる出来事だった。
しばらくは、筋肉芸人として野球界を離れるのもいいかもね。
野球づけの人生だったんだろうから。


※生涯成績の本塁打は日本歴代5位
王貞治 868本
野村克也 657本
門田博光 567本
山本浩二 536本
清原和博 525本


あ、そして次にこれぐらい派手な引退ができる野球選手って誰だろ?
と考えたときに、
前田、金本あたりかなーと思うも、
ちょっと格がちがうなーと個人的に思ってしまった。
イチローが日本で最後を迎えたら
あれぐらいになるかも。ってなぐらいかなぁ?


誰もあの清原的な人間力が備わっていないのが残念。
ミスターしかり、スーパースターはやっぱあの人間力なんだよね
無邪気な子供みたいなヤツ。


ワンちゃんタイプなら、たぶん松井秀喜あたりが
なんとか備えそうな気もするんだけどね。