ま、こんなもんでしょ blog

世の中とプロレスごっこがしたい50代

(はてなプロ野球’04) 関西パ・リーグ紀行 (ピンフスポーツ)

http://d.hatena.ne.jp/ryu48/20040824#p1
自分も予定が合えば行く予定だった関西旅行記
読んでいてうらやましすぎるぞコンチクショー、ムキー! という個人的な感想は別として、

バファローズファンにとっては、球団合併反対>1リーグ反対
そう、まずは好きな球団が生き残ることだと思う。
※記事より引用

という文面を読みふと思ったのだが、バファローズファンは球団が身売りをして、他地域へ行き、チームカラーが変わる。という状態になる場合はどう思うのだろうか?
自分の場合、まだそんなに社会の事も知らず、考察できる年頃ではないアホな高校生の頃に、唯一応援し続けてきた南海ホークスが消滅してしまった時の事を思い出す。
門田が抜け(後に復帰するけど)、暗黒時代だった南海にAクラスへ後一歩と迫った杉浦監督を切って、がんばれタブチくんを監督に迎えたりと、新球団には南海色を打ち消すことをまず最初にされた訳で(新球団となるから当然なんだけどさ)。そんな福岡ダイエーホークスを俺は応援出来なかったんだよね。
南海戦士であった選手個人は応援出来たし、プロ野球を嫌いになるということはなかったけど、チームを応援する。ということはしばらくできなかった。
ここ2,3年西武線沿線に住むようになったのがきっかけで、西武というチームを応援するようになってきたって程度かな。駅や電車に張り出される西武の選手ポスターや、西武ドームでの試合日程の垂れ幕や、駅にある西武戦の試合速報ボード(試合がある日は、駅員が手書きでイニング毎に試合経過を書き加えるボード)をみたり、NACK5(埼玉のFM局)で流れるライオンズ中継を土、日車のカーラジオで聞いていたりするうちに愛着が湧いてきたんだよね。後に、これがホームタウンってトコか! と初めて地元意識を西武に持ってチームを応援したいと思えてきたんだけどね。
閑話休題
で、バファローズファンのひとたちは結局どうなんだろうね?
今の合併で完全消滅するのとだったら絶対身売りの方が良いと思うんだけど、その新球団を応援できるか? といったら非常に微妙だと思うんだけど。
球界再編はやっぱり、合併阻止とか1リーグ化阻止とかじゃなくて、球界のシステムをまず変えなければいけないってのが一番大事なんだけどと、応援する球団を身売りで失った経験を持つ俺の意見。
ぶっちゃけ言うと、親会社の道楽でやるプロ野球ではなく、興行収入を中心とした独立採算のとれる真のプロ野球を作らねば今はならないのではないかと真剣に思うわけで。そのための案として、一度今の機構をぶっ壊すというのしか俺には浮かばないんだよね。
まず、今のプロ野球でどれだけの収入があるのか、余分なものをそぎ落として選手に払う年俸以外に、運営にいくらかかるのか、数字キッチリを出してもらう。その収益から、妥当な選手の年俸というのを算出する。(収益−運営に最低かかる金=年俸として払える金額)その年俸を元に全選手を4階級(年俸1億以上をS級、5000万以上1億未満をA級なんて具合に)ぐらいに分ける。そしてその階級別に完全ウエイバー制で選手をイチから再ドラフトを行う。
っていう俺の妄想新日本プロ野球機構構想ってのがあるのだけど、絶対無理なんだろうなー。
当然この新機構では金の流れは完全に透明化して、新人獲得のドラフトも完全ウエイバー制、サラリーキャップ、贅沢税の導入や、出来高払いのオプションを増やし(故障で1軍登録がないシーズンでも高額の年俸手にするというような事の撤廃)、FAの見直し(保証金ではなく人的保証のみ、取得期間短縮など)など現在の膿をすべて出し切った新機構でプロ野球を独立採算でやってもらいたい。
現在の選手が年俸を活躍したから上げてくれ。などと簡単に言うのは、金の流れが分かっていない上に、金は親会社が道楽でやっているからいくらでも出してくれる。というタニマチ思想があるからではないかとも思うしね。独立採算で、金の流れが透明になると選手もおいそれ給料を上げろなんぞ言えないでしょう。
最後に、この再ドラフトで、ロッテが1位指名で初芝を指名したら、今のロッテファンは全部付いていくと思うぞ(笑)。
あら、話がかわってるや…。ま、いいか。