ま、こんなもんでしょ blog

世の中とプロレスごっこがしたい50代

 敢えて産業界、警察の立場に立って東浩紀氏のエントリーに激しく反論してみる (切込隊長BLOG)

http://kiri.jblog.org/archives/000696.html

> 著作権法は人間が作ったものです。したがって変えることもできます。そもそも、著作権法は、印刷や録音や映画のような新しいテクノロジーが登場するたびに、つぎつぎと形を変えてきたものなのです。

 著作権法財産権の一部である。財産の形態を過去の流れと分断して規定し直すためには、いままでの財産を保持する人たちの合意がなければならない。新しいテクノロジーによって財産の形態が変わりうるのは当然として、既存の財産権者にとって妥協しえない改定は、彼らの賛同を得られないだろう。


> 僕たちは、いまこそ、現状の著作権制度は古いし、それを支える流通制度も古いし、新しいテクノロジーを用いた変革が必要なのだ、と大きく声を挙げるべきです。

 それは著作物、財産を持たない人が、著作物、財産を持つ人からの施しを強要する主張に他ならず、あまり賢い扇動とは言えない。せいぜい言って、著作権制度を支える再販制度は誰のためにもなっていない、という程度であって、単なる違法行為が蔓延したあとに摘発されたからといって、それが合法になるはずもなければ譲歩の余地も小さくなってしまうだろう。

どう考えても現在の物流における中間マージンって大きいよね…。
音楽や映像やゲームソフトを売るとなったら、基本的な開発・製造費に加え、
宣伝やそのコンテンツの管理やらでコストがかかり、
それが中間マージンとして乗るのは分かるんだけど、
デジタルコンテンツについては、P2Pの形でデータだけが流通すれば、
中間マージンをゼロにするって事は不可能だと思うけど
現在の流通より安く上がるのじゃないの?
そんな風に漠然と俺は思っているのだけど、それは浅はかなのかね?